明日につなぐ新春GALAコンサート

こんにちは。株式会社プロアルテムジケ の原 源郎です。

プロ アルテは、昨年の2020年に、35周年を迎えました。

1985年の設立以来、クラシック音楽を愛する皆様へ、内外の一流アーティストのご紹介、音楽を通じた交流と、さらなるクラシック音楽の普及を願って、これまで内外の多くの方々の力をお借りしながら歩んでまいりました。

音楽に終着点はありません。

次に何ができるのかを考えることがうれしいです。

しかしながら、2020年に入ってすぐから世界的に流行が続いている、

新型コロナウイルス感染症によって、コンサートの中止や延期が相次ぎ、現在もコンサートへ行くことや、

アーティストと交流することが制限されるなど、クラシック音楽業界も、大変厳しい状況にあります。

何か大きな災害や社会的な不幸が起きる時、時に音楽は自粛しなければならない、こんな時に音楽なんて・・という声があることも事実ですが、本当にそうでしょうか。大きな事件や災害が起こった時にこそ、「音楽」が人々の心、生活に、生きるための潤いや、感動、勇気、夢、希望を与えていることは明らかだと思います。

 

 

クラシック音楽業界では、皆さまが、安心してコンサートにいらしていただける環境を作る努力を続けています。そのかいもあって、

お客様、出演者の、感染クラスターがまだ起こっていません。

お客様にはぜひ、音楽をナマで聴く、という楽しみを、ぜひ日常に取り戻していただきたいと思っています。

来春、設立36.1年にあたり、私たちはアフターコロナを願い、幕開けのコンサートをしようと思いました。こんな時だからこそ、自分たちのアーティストが一同に会するコンサートを、しようと思いました。残念ながら事情で全員の出演は叶いませんが、

この機会にアーティストと一緒に、お客様の明日への希望と幸せのため、そして新たな夢を実現していくために、2022年1月13日(木)

東京オペラシティコンサートホールで、新春GALAコンサートを開催することを決めました。

これは私たち会社にとっても、大きな  新しい一歩となります。

長年関わっている海外アーティストも参加できれば良いのですが、残念ながらまだ入国の制限があるために、お呼びすることができません。

でも、私たちには素晴らしい、活躍する日本人アーティストが揃っています。 様々な楽器・ジャンルで皆様にも楽しんでいただける企画になると思います。

この動画ではすべてをお伝えできませんが、

今後の様々な媒体でプログラムや出演者の魅力などをご紹介してまいります。

またこのコンサートは、ご家族や、パートナーとぜひ一緒に楽しんで頂きたいと思い、SS席からB席までの4券種は、お二人目からは30%引きといたしました。

10月1日より発売開始いたします!

2022年のアフターコロナを願う幕開けを、ぜひこの新春GALAコンサートで、大切な人たちと一緒にお楽しみいただけたらと思います!

皆様がコンサートを楽しんでおられる顔を想像しながら、会場で、心よりご来場をお待ちしております。

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Update October 23 2020
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シリーズ第3回開催! プロオケ入団を目指す方から, #トランペットソロ のレベルアップを目指す方まで,どしどしご応募ください! あの #タルケヴィ が,とっておきの必勝法を伝授!!
もちろん安心の通訳付き。見逃し配信もあります!
ガボール・タルケヴィ/オーディション課題レッスン Part 3」
●日 程
2020年10月27日(火)17時
●受講生募集定員 若干名[先着優先]
●受講申込締切 10月19日(月)
●レッスン内容 約120分
ウォーミングアップ
オーケストラスタディ
●受 講 課 題
オーケストラスタディ
*使用楽譜ペータース出版/「Orchestra-Probespiel(オーケストラ・オーディション課題集)」ほか
オネゲル:イントラーダ
同じ課題集の中から任意の曲
●受 講 生
河内 桂海さん(こうち かつみ/東京藝術大学2年)
予定課題
マーラー交響曲第7番 最終楽章
ブラームス:大学祝典序曲
津田 ののさん(つだ のの/大阪音楽大学4年)
予定課題
マーラー交響曲第3番より第3楽章《ポストホルン》
藤井 虹太郎さん(ふじい こたろう/京都市立芸術大学2年)
予定課題
岩崎 真琴さん(いわさき まこと/大阪音楽大学2年)
予定課題
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
通訳:高橋 敦(東京都交響楽団首席奏者)
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【公開中!】第一弾の模様をダイジェスト収録した動画がYouTubeで見られます。
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【絶賛配信中!】第二弾の全編を見逃し配信期間延長でおとどけしております。
視聴する ¥1500
タルケヴィ先生の質問はLINEから
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Ian Bousfield, tb.のアカデミー2回目を開講して

Ian Bousfieled &玉木優トロンボーンアカデミー&コンサートを2018年3月に行いました。受講生はほどなく集まり、非常に熱心でした。音楽をすることへの共感、楽器の自然で合理的な演奏法について理解を深めたと思います。
私が感じたのは、一般聴講生の少なさ、言い換えれば興味の無さに驚きました。
1週間の期間でアカデミーを終日やっているのに、1.2時間でさえも覗きに来ないというのは、興味の無さとしか言えないでしょう。音楽学生でも何となくTb.をやっているけど、それはいままでの継続で続けているだけで、音楽を、Tb。を本当に取り組んでいこうとする気持ちが無いのでしょうね。勿論誰しも日々の課題等がある事は判っています。東京圏という膨大な地域で何千人のTb奏者がいることでしょうか。少なくとも音楽大学のTb専攻者だけでも何百人もいます。その人たちが1週間で僅かな時間もこのアカデミーに来れない時間はないでしょう。面倒だったり、正面から向き合って考えていないとか、なにかみんな勝手な理由を付けてさぼっているだけのことです。費用は1日たったの1000円。イアン・バウスフィールドのあの名言、指導を見学したらこれからの姿勢が変わったはずです。決定的な理由で来たくても来れなかった残念な方もいるでしょうが、それは別の話。そんな人が99%だったのかしら?受講生はみんな大きな成果を当然ながら出し、自分の今後のさらなる成果に必ず結びついていくことでしょう。おめでとう!心から声援します。それと僅かですが、時間を割いて聴講に駆けつけてくれたプロの方もとても聴講が少ないことを嘆いていました。行けば手にできた貴重で本質的アドバイス、実演。そこに集まった方々は必ずそれなりのポジションを得ていくだろうと確信を持ちました。でもそんなのが社会ですよ。社会の縮図を見た感じでした。
誰しもが良いポジションは得られませんからね。人が沢山集まれば必ず自然にピラミッド型は形成されるのです。努力、精進出来る能力の者が上のポジションに行けるのは自然の理ですね。すこしでも多くの人にこんなチャンスをと思ったのは私のエゴでしたかね。もうやめよう。何度打っても響かない太鼓は打てば壊れるだけ。頑張る人間をえこひいきすることにします。

北極オーケストラ 2

バーバラ・ヘンドリックスもチャリティーコンサートにきてくれるという申し出も戴きましたが、オーケストラとしかもう歌わないという条件があったので泣く泣く諦めました。
指揮者のクリスチャン・リンドバーグトロンボーンを持って駆けつけてくれました!そして大阪はシンフオニーホールで6月14日にクリスチャン・リンドバーグ (トロンボーン)がんばろう日本!チャリティーコンサートを催す事が出来ました。
彼の思いに感謝感激でした。

それから、何度かの延期と合同会議、検討を経て、とうとう7年越しで初来日になったわけです。その間にこのオーケストラは更に素晴らしい躍進を遂げて、今ではスカンジナビア半島のメジャーオーケストラになりました。

今回のツアーではピアニストのペーターヤブロンスキーが同行し、グリーグのピアノ協奏曲を披露してくれました。
ヤブロンスキー独特の音楽感が随所に表れ、とても印象深い名演奏を披露してくれました。
デビューした頃とは当然ながら深みと見識がヤブロンスキー流に発展していてとても感慨深いコンサートでした。

オケはチャイコフスキーの4.5.6。の交響曲を各地雄に振り分けて2回ずつ演奏しました。
http://www.proarte.co.jp/overseas/2017-2018/arcticphilharmonic.php
CDもBISから発売になっており、モスクワでの演奏会で、ムラヴィンスキー以来のチャイコフスキーの演奏だと話題になりました。

さらに、今回の特別な企画は、エドヴァルド・ムンクを含むノルウエーの画家の原画作品をロービーに展示して楽しんで戴けた事です。輸送、警備、保険と大変な作業がありましたが、ノルウェーの文化を音楽以外の側面でも表現できたことです。
また、ノルウエーの作曲家オーレ・オールセンの曲を紹介と同時にビデオプロジェクターでノルウエーのオーロラを素材にした
プロジェクターマッピングを演奏中に投影しました。
指揮者の動きに連動してオーロラが変化して行く先進技術で、とても美しい映像でした。これもノルウエーからのチームが同行して作業を進めました。

全体の企画として内容が豊富な物だった思いがあります。これも一つプロアルテムジケの記念的実績として記録されていきます。

北極オーケストラ、ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団が10月初来日して6会場、静岡グランシップ、東京文化会館、三原ポポロホール、アクロス福岡ザ・シンフォニーホール岡山シンフォニーホールの順でコンサートをしました。

本来は東関東大震災の2011年6月に行うことに決まっていたのですが、東電の福島原発の事故を受けて、日本への渡航がキャンセルになってしまったものです。
東電に保障を求めましたが、初来日はデータがないと保障出来ないという論理不明な回答で
一切保障されませんでした。

何度かのその後の交渉で遂に念願の初来日公演を行う事が出来ました。
指揮者音楽監督は設立以来トロンボーンの世界的名手クリスチャン・リンドバーグ氏です。
当時キャンセルのとき、オケと一緒に来日予定だったバーバラ・ヘンドリックスもとても心配してチャリティーコンサートに

3月はBRASS UNITED ブラス ユナイテッド来日!旋風を巻き起こしますよ。

BRASS UNITED ブラス ユナイテッドはヨーロッパ発、新星の金管5重奏団で、今や世界の金管奏者が最注目の人気トロンボーン奏者/RCO ロイヤルコンセルトヘボー管弦楽団の首席ヨルゲン・ファン・ライエンが、目に叶ったトップ金管奏者を結集したユニットです。
RCOの首席トランペットやホルン、そしてパリ管のチューバを入れた垂涎の布陣でのアンサンブルです。
プログラムも今までの金管五重奏にはなかった録音との共演から、バロック時代の舞曲をリメイクしてストラヴィンスキー以来の血の沸く音楽を編曲してます。といってもなかなかイメージし難いと思いますが、百聞は一見にしかずのコンサートです。
私はワクワクしてとても楽しみにしています。RCOの首席奏者金管五重奏は私が呼んだ中でも白眉のアンサンブルでした。
あの時のサウンドが今でも耳に憑いています。各楽器の音色の輝き、各声部和声の音量バランス、歌うフレーズの美しさとその長さ、どれをとってもあの演奏の美しさは忘れられません。武蔵野市民会館・東京文化会館での小ホールが彼らのバッハの演奏で震えました。まるで天上の音楽とはあの事をいったのではと思います。2度とは組めない、あのツアー限りの贅沢でした。
きっとトロンボーンのヨルゲン・ファン・ライエンもあのときの感動が忘れられずこのユニットになったのだろうと確信します。
どうぞ期待して聴いてください。きっと裏切らないでしょう。 でも今年のカナディアン・ブラスも見事な演奏でしたね。

New Year Concert: Salon Orchestra Alt Wien

Salon Orchestra Alt Wien, いい響きですね。古き良き時代の雰囲気が伝わってきます。。
来年明けも呼んでます。あの彼らのウィーン情緒のある歌い回しがたまりません。譜面に齧り付きメトロノーム音楽に終始するオケとは訳が違います。旋律一つとっても、フレーズの創り方が微妙に違う、強弱もちがう、音色の創り方が違う、その価値感と魅力が身体で判別出来る様になったら、喜び以外の何者でもありません。ああだ、こうだと御託を並べるフリークは多いけど、本当に五感で感じられてるか疑問ですよね。それが数学に比べ数字で並べられない無限の配列とバランスの魅力があるのを。勿論私が分かってるというのではなく、感じるんですね。そんな人がそれぞれに楽しめるコンサートです。歴史、伝統、遺産がそこには生きずいています。どうぞ、自分に取っての楽しさ、感動を見つけてください。

ニューイヤーコンサート ウィーン・サロン・オーケストラ

脈々と伝わるウィーン伝統の音楽、ウド・ツヴェルファー(元ウィーン・フォルクス・オパー・コンサートマスター)率いるSalonorchestra Alt Wien の演奏は今年も見事でした。6日、14時公演は日本の子供バレエとの共演でとても華やかな舞台になりました。これは昨年から始めたプロジェクトですが、まだまだバレエは一部のプロフェッショナル・バレエ団以外は集客もままなりませんが、先生方始めバレエを志す子供達の熱意は凄いものがあります。曲に合わせた演出も先生が行い、現地にDVDを送って指示を仰ぎます。来日してからもリハーサルで手直しして本番に備えますが、バレエの子供達は統制が良くとれているので、全く混乱はおきません。もっと広がっていくといいなと思っています。
19時公演では、昨年に引き続き 久元祐子 さんのモーツァルトの協奏曲。今年はK.488を弾きました。やはり、本場のオーケストラの音楽づくりは流石です。音の流れ方、響きがちゃんとモーツァルトになっています。
ウィーンで常に流れるモーツァルトの音楽が身に付いているのでしょう。ツヴェルファーさんも去年に引き続きとっても満足のようで嬉しかったです。モーツァルトの解釈についてはとことん修練して来た久元のモーツァルトがウィーンの一流の音楽家に認められたという証です。
この演奏会に足を運んでくれた”通”や音楽関係者達から、日本に来日しているニューイヤーコンサートのなかで一番良かったと今年も褒めて頂きました。年間300回以上を現地で演奏している団体ですから、寄せ集めたアンサンブルのそれとは当然ながら音楽の流れが違います。ツアー中も毎回リハーサルして少しでも最高の演奏に近づけようとしている姿も、当たり前とはいえ真摯です。もっと多くの人たちに楽しんでもらえる様になると本望ですね。